サラリーマンがコントを趣味にするまで④

前回のコントライブまでの最大の課題である「演技をどうにかする」には2つの案がありました。

①自分達の演技力を上げる。
②演技の上手い人に客演として参加してもらう。

に関しては サラリーマンのためのコント教室(探せばなんでもあるもんですね) をHP上で見つけ何人かで参加しました。

に関しては、サラリーマンのためのコント教室で主催者サイドのお手伝いとして参加していた「柳沼大地さん」 に声をかけてみたところ快諾。 その後、mixiで女優さんを募ったところアナウンサーをされていた「鈴木ちえさん」、趣味で殺陣をされている「みづちこうさん」が参加してくれます。

結果的にこのお3方と練習を共にすることで技術的な部分の増強に加え、皆さんの謙虚で貪欲な姿勢に感銘をうけ自分達の練習のモチベーションにもつながりました。 さらに柳沼さんには何本か演出も担当して頂きとても論理的にコントの仕方を教えてもらい、自分達の演技力を上げることにもつながりました。

・第5回コントライブ「丸ノ内オフィスレディー」

2010年1月17日(日)

場所:銀座小劇場(銀座)
チケット:500円

[出演]
Team0214、鈴木ちえ、みづちこう、柳沼大地(子犬会議)

[作・演出]
Team0214、中田智子、廣瀬大、柳沼大地(子犬会議)

[音響・照明]
溝江郁、上野大介

[舞台美術]
本宮麻衣子

有難いことに回を重ねる毎に素晴らしい協力者が現れました。

前回から素敵なチラシのデザインを担当してくるようになった方。ホームページを作成してくれた方。お二人はいずれも本職です。そして大学時代のサークルの後輩で照明の仕事についた「溝江郁」さん、その会社の後輩の「上野大介」さんは音響を(お二人はお仕事としてかなり割安なお友達価格で参加してくれました)。前回のコントライブでは出演もしてくれ、椅子等の美術を創ってくれた「本宮麻衣子」さん。

これまでのコントライブを通じての 総じて非常に恵まれた出会い達のお陰でこの回は非常に刺激的、かつ 楽しくコントをすることが出来ました。お客さんにも笑って頂き 夜公演の方ではいくつかのコントで 長年望み続けた笑いをもらうことが出来ました。

終わった後の打ち上げでは文化祭の後のような雰囲気になりました。
こんなことは本当に久々でした。大人になってもこんな気分を
味わえるなんて。

こうして2000年から始めたコントライブで10年後の2010年に初めて達成感を得ることができ、大人の趣味になるかも?と思ったのでした。

その後、1年に1回のコントライブを2016年まで続け、現在に至ります。

次回はコントがサラリーマンの趣味になってからの試行錯誤を2011年から現在に至るまで一気に振り返ってみたいと思います。

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ippei

趣味でコントを楽しむサラリーマンを挫折。難航する婚活とリストラの恐怖と、両親の介護への不安。そんな時に父親が癌に。 日本で楽しく生きるとは? 答えを探すためにコーチングを学んで40歳からキャリアチェンジ。その道程で出会いがあり入籍。夢は、日本や世界の状況がさらに深刻になった時に困っている人達に「楽しい生き方」を共有できる人間になること。