「自分と価値観の合わなそうな人に好奇心を持てない」
という悩みがありました。
自分と価値観の違う人に好奇心を持てる?
毎日少しずつの時間、自分がやりたいことを続けていくと、
だんだんと、自分が本当に大切にしている価値観が見えてきた。
同時に、現実とのギャップも見えてきた。
それでも前に進もうとすると、もう一人の自分との葛藤が始まる。
思い切った行動を取り過ぎて、危険な目に合わないように、
自分を守ってくれるもう一人の自分。
「失敗するよ」
「君が我慢すれば丸く治まるよ」
「みんなお前をバカにしてるよ」
もう一人の自分と向き合う時間は苦しい。
誰のせいにもできないし、勇気を振り絞らないと、少しも前に進めない。
へこたれながらも、前に進んでいくと、
やがて少しずつ周りの風景が変わって見えてきた。
趣味で、仕事で、ネット上で、
「この人、合わないなあ」
と思っていた人の中で、
自分と同じように、いや、それ以上に、価値観と向き合い、もう一人の自分と葛藤している姿が見えてきた。
誰かと関係を築こうとする時、
「その人が大切にしている価値観に好奇心を持てなかったらどうしよう?」
という不安があった。
でも、
たとえそれが、自分の価値観とは異なるものであっても、
その人が、大切にしている価値観と向き合い、もう一人の自分と葛藤する姿は美しく、チャーミングで愛おしい。
その姿を見て、好奇心が湧き上がった。
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ippei
趣味でコントを楽しむサラリーマンを挫折。難航する婚活とリストラの恐怖と、両親の介護への不安。そんな時に父親が癌に。 日本で楽しく生きるとは? 答えを探すためにコーチングを学んで40歳からキャリアチェンジ。その道程で出会いがあり入籍。夢は、日本や世界の状況がさらに深刻になった時に困っている人達に「楽しい生き方」を共有できる人間になること。
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