人間関係を築きたいと思っていた相手から、「お客さんとしか思われてない」
と感じた時、なぜか虚しく悲しい気持ちになる。
それは、お金のやり取りが発生するからではなくて、
自分の中のある役割しかみられてない、
自分という人間の全てに焦点をあててもらっていないと感じるから。
ところが、自分が「お客さん」と接する立場になると、
相手に対して、それ以外の視点を持つことは失礼なのでは、という気持ちがあることに気がつく。
お客さんとしてのお相手と自分の関係性を全うすることが礼儀だ、と。
この矛盾は、自分への問いとして持っておきたい。