鎌倉の本屋さんで音楽ライブ「旅に唄えば Deep Dale Session」by ブックスペース 栄和堂

Twitterで知った本屋さんの音楽ライブ。

面白いコンセプトだなと思ったのと、場所が紫陽花の季節の鎌倉、ということもあり小旅行気分で行ってきました。

鎌倉の本屋さんの音楽ライブ

店主さんが亡くなったことで閉店となった本屋さん「栄和堂」。

亡くなった店主さんの甥に当たる現店長の和田さんが本棚に囲まれた、ゆったりと過ごせるブックカフェ「ブックスペース栄和堂」として復活させたそうです。

▼湘南モノレール「湘南深沢駅」を降りて、道沿いに3分ほどで看板を見つけました。

▼おー、本当に町の本屋さんを即席ライブハウスにした感じです。

▼カフェスペースもあり、お店の人達と地元の人達メインの観客のアットホームな空気が伝わってきます。

旅に唄えば

この日は「旅に唄えば」というテーマ通り、4人のアーティストが2組のDuoを作り旅にまつわる曲を演奏を聞かせてくれました。(ブックスペース 栄和堂のお客さんが企画されたとのこと。素敵です。)

4人とも普段は別々に活動されているアーティスト。お互いの音楽を楽しんでいる感じも伝わってきます。

そしてアコースティックギターの音色が本屋という空間にピッタリでした。

トダタダシ&斉藤浩樹のお二人。

優しい歌詞とループするメロディが心地良かったです。

BA:KIHIKO ≪古川麦×オオギアキヒコ≫のお二人

小気味よいギターのテンポと、綺麗な歌声が癖になりました。

歌い手さん達の後ろに並ぶ本は「地球の歩き方」をはじめとした旅にまつわる本たち。雰囲気たっぷりの舞台美術の役目をしていました。

感想

会場には小さい赤ちゃんも入ることができて、途中で何度か声をあげる場面がありました。

時には赤ちゃんと同じ音程で共鳴したり、 MCにご自分の赤ちゃんの話を挟んだり、微笑みながら受け入れる歌い手の方達。スピーカーから「ジジ・・・ジジジ」とノイズが漏れる場面も「鎌倉の海の音みたいでいいねぇ」と一言。

アーティストとお客さんと主催者さんの距離が近いイベント。

情報発信する人達が増えていき、複数の仕事や趣味を持つ人達がもっと増えていけば体験できる機会や幅がもっともっと増えると思います。楽しみです。

昼の定食屋さんでテンパって注文を無視しはじめたバイトのおばちゃんに腹を立てた自分を恥じつつ、

優しい空間で心地良い時間を過ごさせていただきました。

ブックスペース 栄和堂のイベント情報はコチラ

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ippei

趣味でコントを楽しむサラリーマンを挫折。難航する婚活とリストラの恐怖と、両親の介護への不安。そんな時に父親が癌に。 日本で楽しく生きるとは? 答えを探すためにコーチングを学んで40歳からキャリアチェンジ。その道程で出会いがあり入籍。夢は、日本や世界の状況がさらに深刻になった時に困っている人達に「楽しい生き方」を共有できる人間になること。