こんにちはIppeiです。
ありがち過ぎてお恥ずかしい話ですが、40手前にしてガールズバーデビューしてしまいました。
ストレスがたまったのでガールズバーに行った。
年々、「自分の楽しい時間」=「飲み会」だけになりつつあったここ数年。
いつの間にか飲み会がないと、楽しい時間を過ごしていないと思うようになっていました。
今年に入ってから、仕事が忙しくなったり家族が病気になったりで、飲み会に行ける機会が月6〜7回から月1〜3回へと減りました。
俄然「楽しい時間を過ごしていない」というストレスがたまります。
そして機会が減った分だけいつもより無茶をしたい、という気分が増します。
加えて「若い女性と楽しく話したい」というフラストレーションもありました。
書いててイヤになるくらいの典型的な中年男性の諸事情により、飲み仲間と2人で居酒屋で飲んだ後に、ガールスバーに行ってみました。
ガールズバーはカウンターを挟んだ奥に女性が10名、手前にお客さんが10名ほどの狭い空間でした。
お客さんは僕たちと同じくだいたい2名で来ており、女性も2名か3名で接客をしてくれます。
接客と言ってもこのガールズバー、良くも悪くも女性たちが非常に普通の人たちで、媚びるわけでも盛り上げるわけでもなく、ほとんど素の反応で話をしてくれます。
2時間いて、だからこそ気がつきました。
この女性達は僕たちとの会話を楽しんでいない。
悔しいのでもう1回ガールズバーに行った。
ショックでした。
同時に悔しい気持ちにもなりました。
悔しさの原因がわかりませんでしたが、
「女性達を楽しませることができたら僕たちの勝ちだ」
それができなかったから悔しかったのだと考えてみることにしました。
とにかく悔しいので、今度は新たに歌の上手い人を連れて3人で同じガールズバーに行きました。
結果はほぼ一緒でした。
お店にはカラオケ機能がついており、歌の上手い人は歌ってくれました。
でも、女性達の反応は「へー、うまいですね。」くらいのものでした。
あとで思いました。
カラオケ機能のついたガールズバーで、歌のうまい人が特技として歌を披露するのは、きっとそんなに珍しいことではないのかもしれない、と。
僕はまた悔しい気持ちの根源がわからないまま敗北感をもって帰りました。
2つのワークショップに参加した
2度目の敗北から数週間が経った頃、続けざまに2つのワークショップに参加する機会がありました。
▼1つ目は「野望の会」。簡単にいうと野望(自分のやりたいこと)を人前で話してみる、そして、人の野望を全力で聞いてみる。というワークショップです。
▼2つ目は「ブログ・ブランディング塾」。自分の「これから」を考えるために半年間通っています。この日のテーマは「得意なことでイベント(ワークショップ、セミナー等)を主催してみよう」というものでした。
参加したワークショップは、どちらもとても有意義で、衝撃を受けるほど楽しかったのですが、ただでさえ少ない飲み会の機会を潰しての参加だったので、
「飲み会をしていないから楽しいことをしていない」
という自分の中の固定観念でフラストレーションが溜まっていきました。
それから間も無く、ガールズバーに3度目の訪問をすることになります。
ガールズバーでワークショップをした
3回目のガールズバーは、最初に一緒に行った飲み仲間と2人で行きました。
この日、僕は試してみたいことがありました。
2つのワークショップを組み合わせた質問を女性達にしてみたらどうなるか?
つまり
「もし、ワークショップかセミナーを自分がやるとしたら何をやりたい?」
という質問を投げてみました。
そして、やりたいことをしゃべっている人の話を他の人達が聞き、話す人が交代していくというルール。
女性達の目が輝くのがわかりました。
ほとんど考える間もなく、それぞれやりたいことを話してくれました。
ある人は、
昼間はOLとして働いていて、怖い上司がいる会社に勤めている。そこで鍛えた「怖い上司に気に入られる方法」を伝えたい。
またある人は、
「メイク講座」をやりたい。
どうしてそう思ったかを聞いてみると、
妹が土偶みたいな顔をしていて、なんとかしたいと思ってメイクをしてあげているうちに上手くなった。
それぞれの話が「若い女性だから」という理由抜きで聞いていて楽しくなりました。
気がつくと、隣に座っている飲み仲間も楽しそうに「自分だったら・・」という話をしています。
今はまだうまく言えませんが「これだ」と思いました。
これができなかったから今まで悔しかったんだ、と。
まとめ
ブログ塾や野望の会に参加する前に、僕は100個の野望を書き出してみました。
そして、そのうちの3分の1ほどは「ワークショップやセミナーを企画したい」という内容でした。
ガールズバーで「これだ」と思った瞬間に「飲み会をしていないから楽しいことをしていない」という思いがスッと消えていくのがわかりました。
ippei
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