僕が28歳で外資系の会社に入った時、TOEICのスコアは500ほどでした。
今は38歳ですがTOEICのスコアは800ほどで、まだまだ勉強中です。
入社後、いろいろな教材を試しましたが、仕事以外の時間でキライなことをやるのがとても苦痛でした。
受験の時は「行きたい大学」に入るために頑張りましたが英語、嫌いだったです。
英語耳〜発音ができるとリスニングができる
そんな「英語嫌い」の私を「英語好き」に変えてくれたのが「セブ島への短期留学」とこの本「英語耳」でした。
英語耳とは
日本人が英語で会話ができない最大の原因は「日本人が英文を読む時とは違う発音で外国人がしゃべっている」からです。
違う発音だから聞き取れません。聞き取れないから会話はできません。
この「外国人の発音を聞き取れる耳」をこの本では「英語耳」と呼んでいます。
ハードルが低い
「どうすれば英語耳を手にいれることができるか?」についてこの本は書いてありますが、難しいことは一つも書いてありません。
付録のCDに入っている英語も中学で習うような簡単な英語ばかりです。
忙しい時にもつづけられる
この本に書かれている練習メニューは1日20分〜30分でできます。
しかも「通勤中に歩きながら」とか「家で寝っ転がりながら」できる練習です。
覚えることがたくさんあったり、悩んだり考えたりすることもありません。
「ひたすら反復練習すること」が英語耳を手にいれるコツだからです。
「辛くない反復練習のコツ」もこの本には書いてあります。
感動体験で英語が楽しくなる
半年ほどで洋画の英語がだんだん聞こえるようになってきます。
この時の感動で私は英語が楽しくなりました。
私も含めた多くの人は、英語を勉強する時のゴールを「英語がペラペラしゃべれるようになる」だと思ってしまいます。
この大きなゴールにたどり着くまでの道のりはとてもとても長いです。
だからほとんどの人は途中で挫折してしまいます。
大きなゴールの前に小さなゴールをつくり、そこで感動体験を味わう。
感動体験を味わったらそのエネルギーで次の小さなゴールに向かう。
これが勉強を楽しく続けていくコツなのだと実感しました。
感想
「英語耳」の練習メニューは私たちのイメージしている「勉強」よりは「野球の素振り」のようなスポーツの練習に近いです。
「勉強は嫌いだけどスポーツの練習はできる」
「英語は苦手だけど外国人と話せたら楽しいだろうな」
そんな人達にこの本をオススメします。
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ippei
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