ストレングスファインダー・強みを知るワークショップ:共感性の弱点と克服方法

こんちには。Ippeiです。

「自分の強みはなんだろう?」と考えていた時に出会った本があります。

その本のタイトルは「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0」といいます。

ストレングスファインダーとは

「人は自分の弱みを改善するよりも、自分の強みに意識を向けそれを活かすことで最大の能力を発揮する」という考えに基づき、人々が持つ固有の思考や行動パターンを34種類に分け、177個の質問を答えることによって自分の強みの源泉となる才能を、「見える化」してくれるツールです。

診断結果で画面に現れるのは、その中でも最も資質が強く現れている5つの資質です。

ちなみに私の上位5つの資質は▼でした。

ストレングスファインダー・強みを知るワークショップ

ストレングスファインダーの結果を使って、同じ資質を持った人達がグループになって共通点を語り合い、その結果を他の資質を持った人達に発表するというワークショップに参加してきました。

今回は共感性・運命思考・調和性・内省・最上志向・戦略性の6つのグループが集まりました。

当日の様子の詳細は、主催者のしずか みちこさんブログをご覧ください

以下、特に感じたこを書いていきます。

共感性

僕が参加したグループです。自分たちの強みについて話している時は、文字通り共感の連続でした。

反対に「怒りなどの、マイナスの感情をダイレクトに出す人が苦手」だから「必要な時も相手にマイナスの感情を伝えることができない。」という共通の悩みもありました。

しかし、3名いたグループの1名(女性)が、

「私もはじめはそうだった。今は、怒っていることを相手に伝えたい時は、少しマイルドな感じで<怒ってるよ>という表情をつくって伝えている。」

これには目からウロコが落ちました。

自分が「共感性」という資質を持っていることを意識しながら情報をシェアすることで、強みを伸ばすだけでなく、弱点も克服できるのだと思いました。▼

さらに、自分の持っていない資質のグループの発表を聞くことで驚きがありました。

以下、一言ずつ振り返ります。

運命思考

寄り道も運命、だからプロセスも楽しむことができる。という考え方が素敵だなと感じ、真似したいと思いました。▼

調和性

意見を主張しない人に不満を持つことがあるのですが、浅はかでした。バランスを重視して場の空気を良くするためにあえて主張しない、という方法があるのですね▼

内省

今回いちばん驚きました。

相手と話をしている時ですら入ってくる情報に対して思考をはりめぐらす人達。寝る前に意識的に思考をシャットダウンしない限りは考え続けている人達。

ワークショップの場では「こんな人達がいるんだ!」と驚きましたが、

次の日、意識して生活してみると自分も意外と考えている時間があることに気がつきました。そのことに気がついていないだけでした。▼

最上志向

このタイプの人に恋愛をすることがあり、当時は意思疎通が下手で何を考えているか理解できない部分があったのですが、今回腹落ちすることがありました。

最上志向の人は、緻密に立てた計画が思う通りにならなかったり、相手が自分の思う通りにならなかったりした時「まあ、いいか」という思考になって許すことがあるそうです。

当時は「どうして、急に態度が豹変したんだろう?」と逆に不安になったりしていましたが、なるほど、そういうことだったのですね。▼

戦略性

僕も3番目に持っている資質なのでとても理解できる部分が多かったです。

基本的には自己完結するタイプなのに

「どういうことを褒められたら嬉しいんだろう?」

自分も基本的には自己完結型で、褒められてもうれしくないことがあります。

それは自分の意図していないことで褒められたり、自分のこだわりを理解されていないまま褒められたりした時です。

逆に戦略の真意に興味を持ってもらいそこを褒められたり、戦略自体の、特にこだわっていて気がつきにくいところを褒められた時などはとても嬉しいです。

まとめ

自分の上位5つに入っていない資質を持っているグループの話を聞いた時は「こんな人たちが世の中にいるんだ!」という驚きがありました。

でも、よく考えるとそれらの資質は自分には「ない」のではなく「少ないけどある」のだということがわかりました。

そう考えると、理解できる部分があり、そして違う部分にますます興味が湧いてきます。

しずか みちこさんのワークショップの場づくりは、細やかな配慮がされており、やわからく、優しい気持ちで取り組むことができました。

有難うございました。

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ippei

趣味でコントを楽しむサラリーマンを挫折。難航する婚活とリストラの恐怖と、両親の介護への不安。そんな時に父親が癌に。 日本で楽しく生きるとは? 答えを探すためにコーチングを学んで40歳からキャリアチェンジ。その道程で出会いがあり入籍。夢は、日本や世界の状況がさらに深刻になった時に困っている人達に「楽しい生き方」を共有できる人間になること。