前回は、学生の頃にサークルの飲み会でコントをやってうけたものの社会人になってからコントを趣味にして劇場を借りてサークル外の人に披露したらスベったというお話をしました。今回はその続きです。
・第3回コントライブ「がびりだえくすきゅーも」
土日だけを使ってコントライブをやるには
人材、特に脚本力が不足していると感じた自分達は
何故か脈々と続いていた吹奏楽サークルの合宿でのコントライブで
異彩を放っていた後輩(現在は小説家!)をコントも作れる役者としてスカウト。さらに社会人になってから知り合ってコントをつくることに興味を示した友人を脚本家として迎え入れます。
前回のライブ「春」では7本のコントをやり、というかそれ以上はできず、
そのうちの1本に至っては当日の朝4時にようやく台本が書き上がるという有様でしたが、 この時は練習開始の約3ヶ月前には 台本がいくつかあるという状態にとても喜んだ記憶があります。
しかし、ここで新たな問題が発生します。
自分達はそれまで普段の会話の中でコントをつくっており、 演技の訓練をしたことはなかったため台本を演じる、 特に新しく加わった人達のつくるコントを演じると凄く不自然に、 もっといってしまうとほぼ台本棒読み状態になってしまうのです。 台詞を覚える難しさも増しました。
さらにもう1つ、人数が増えたことによりそれまでの、 土日にとりあえず集まりできることをやる、 では収拾がつかなくなってしまいました。
その頃は特に決まった役割分担もなく、 演技の練習、台本の練り直し、構成、音楽選定等を ごちゃまぜにやっていたので、 途中でよくわかんなくなって
ただ皆で唸ってしまう時間が多かったように思います。
そうは言っても、この回から稽古場を外で借りて (それ以前はリーダー宅とか公園とかでやってました) ちゃんと練習しましたし、土日も散々潰しましたし、皆本当に頑張ったので前回よりもうけるはず!と本番にのぞみました。
社会人の趣味の発表会関係でおこりがちな痛いパターンです。
結果は前回のコントライブ同様、 たまーにさざ波のような笑いを頂くのがやっとの状態でした。 アンケートには「完成度は上がったが、前回の方がまだ笑えた」の声も。 社会人になって初めてのコントライブに続き、楽しいより辛いの方が勝ってしまったライブでした。 打ち上げの酒は、ほぼヤケ酒に近い状態でした。
ippei
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