大下千恵さんのコーチングを受けています。
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情熱を探すために過去と向き合う
前回のセッションで、「今までで一番楽しかった瞬間」「うまくいかなかったこと」など、過去のエピソードを思い出しその中から自分の情熱を探していく。
ざっくりしているものを細かく把握していく方法がある。
と提案してもらったので過去のことを思い出しています。
小学校時代
よくいる小学生だったと思う。
地元の小学校に通い、家に帰ると毎日のように近所の仲間と遊んだ。
皆、歩いて10分圏内のところに住んでいた。
家が近い、ということだけが共通点だったので色々な家庭があった。
引っ越しも多く、下の写真に写っている友人の半分は途中で転校していった。
▲真ん中で赤い服を着て人に隠れているのが僕です。この日は我が家で僕の誕生会だったのだと思います。
対抗戦を企画する
小学3年か4年の頃、
近くの小学校に転校していった友人から、転校先で野球チームに入ったという連絡があった。
当時、携帯電話はなかったし、家に電話をかけるという習慣もなかったので、年賀状だったと思う。
僕たちの小学校の近くにも野球チームはあった。
でも、僕たちはその野球チームには入っていなかった。
当時、僕たちは毎日のように近所の子達で集まって、野球をしたりサッカーをしたり、秘密基地を作ったり水風船で戦争ごっこをしたりしていた。
それで満足だった。
野球チームに入ると野球に縛られる、それよりも自分たちで遊びをつくっていくことに夢中だった。
やがて、転校していった子から「野球の試合をしてみないか?」
という誘いがきた。
彼が入っている野球チームの子達と、野球チームに入っていない僕たちと、でだ。
この申し出は面白かった。
その頃の僕たちは他の小学生と遊ぶ機会なんてなかった。
しかも対抗戦。場所から時間から全部自分たちで企画する。
そんな新しい遊びをつくれる、ということに燃えた。
早速メンバーを集めて役割を決めた。僕は 監督 兼プレイヤーだった。
場所はお互いの学校のちょうど間くらいにある大きな、いつもガラガラの駐車場に決めた。
屈辱の敗退
さて当日。
全員ユニフォームで現れた先方のホンモノ感に僕たちは完全にのまれ、実力差も明白でぼろ負けした。
しかも、試合の終盤で、彼らの野球チームの先輩達がたまたまその駐車場を通りかかり、僕たちの方にやってきた。
ちょうど転がっていったボールを彼らのうちの一人がとると、それを僕めがけて思い切り投げてきた。
球が速くて反応することもできず、そのボールは僕の太ももに当たった。
僕がうづくまって動けなくなったのがその試合の終了の合図だった。
それから
まもなくして、僕も含めた仲間の3分の1は野球チームに入り、数人はサッカーチームに入った。
サッカーチームに入った人やどこのチームにも入らなかった人とは付き合いが減った。
野球チームの練習は楽しかった。
同時に塾や習い事も増えていき、自分たちで遊びをつくる機会は減っていった。
ippei
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