大下千恵さんのコーチングを受けています。
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情熱を探すために過去と向き合う
前回のセッションで、「今までで一番楽しかった瞬間」「うまくいかなかったこと」など、過去のエピソードを思い出しその中から自分の情熱を探していく。
ざっくりしているものを細かく把握していく方法がある。
と提案してもらったので過去のことを思い出しています。
早稲田大学に入った理由
小学校の時から続けていた野球が中学2年生の時、怪我でできなくなった。
それからは一年くらいゲームセンターに通う日々だった。
高校一年の夏に、ゲームセンター仲間に誘われてブラスバンド部にに入った。
楽器を吹く、といよりやイベントをつくっていくことに熱中した。
もっと、面白いイベントを大学ではやりたかった。
担任の先生に相談すると、
「早稲田には色んな種類の人間がいるから君のやりたいこともできると思う。」
というアドバイスをもらった。
その通りだった。
普通の大学に1人くらいいる変わり者が、サークルを作れるくらいの人数ずついるのが早稲田大学だった。
ブラスバンドサークルに入った理由
面白いイベントを作れる場所を探した。
でも、裏方と出演者がバラバラになっているようなイベントに魅力は感じなかった。
高校の時にやっていたブラスバンドは演奏者が裏方もやる。
そこが好きだった。
さらに、高校の時の密かな野望。
「ゲームミュージックをブラスバンドで吹いてみたい。」
早稲田の学内を歩いていると「ファミコンバンド」と書かれた立て看板を見つけた。
普通の大学に1人くらいいる変わり者が、サークルを作れるくらいの人数ずついる。
その場でこのブラスバンドサークルに入ることに決めた。
「ファミコンバンド」は僕の入った「早稲田吹奏楽団」のサークル内有志団体だった。
はじめてイベントを主催した理由
やりたいことをやれている日々が続いた。
僕は主催の人をサポートする立場でイベントに関わっていった。
ファミコンバンド、コント、バンド。色々やった。
ブラスバンドには大きく分けて2種類の人が集まる。
楽器を吹くのが好きで、コンクールなどで競いたい人。
人前で色々な表現を発表するのが好きな人。
僕は後者だった。
大学4年の時、活動のメイン学年である大学3年生に「楽器を吹くのが好きで、コンクールなどで競いたい人」が多く集まった。
その影響で引き締めが厳しくなり、「人前で色々な表現を発表するのが好きな人」が肩身の狭い思いをすることになった。
特に大学1、2年生で、人前で色々な表現を発表するためにサークルに入ってきた人たちの不満がたまった。
僕は幹部学年の大学3年の時も運営には関わっていなかったし、イベントを主催するガラではなかった。
だけど、みんなの不満を解消するような、僕たちのやりたいことをやれるイベントはやってみたかった。
なので「言い出しっぺ」という立場でイベントを主催することにした。
はじめて主催したイベントの内容
当時のホームページが残っていたので、そこに書かれていた僕の文章をのせてみたいと思う。
以下、
11月4日まであと一ヶ月半となりやした。
各団体のメンバーもおおかた決まってきたので、今日をもって、このプロジェクトを本格始動します。
おさらい(このイベントのウリ)
・それぞれ、好きなジャンルをやることができる。
・それを外のお客さんにみせることができる。
・誰でも参加できる。
ねらい
いろんなジャンルをただズラーっとならべただけだとお客さんは、こないし楽しめない。
すべてのジャンルを通してヒトマトメのステージを皆で創ってゆくべし!
具体的には
曲間(一曲ずつではなくジャンルがかわる間)の演出、そして、最後に
演る出演者全員での祭りステージ!
祭りステージについて
みんなには今回、自分のやるジャンルプラスこの祭りステージに乗ってもらいます。
曲は今のところ2曲を予定してますが、迷い中なので「こんな曲やりたい!」って人はじゃんじゃんいってきてください。
イメージとしては最後に全員でやる元気のでる系の曲です。(なんだそりゃ)
スタッフについて
11月4日は一から十まで僕ら全員でステージを創ってゆきます。
つまり、スタッフ的なことも俺らでやります。具体的には、
宣伝、演出、製作、進行、です。
「どのスタッフになるか」ですが、これは、俺がひとりひとり電話なりメールなりで聞いてゆきます。
その際にやりたいことをゆってください。
10月からスタッフは本格始動します。学校の空き時間、サークルまでの暇な時間に、という感じになるでしょう。場所は新学生会館にします。
新学生会館は今回の祭りでは、練習場として使うとともにラウンジとしても使います。なので、「祭りステージ」の練習日は、暇な時間はスタッフミーティングとかプログラム製作etcにつかうという感じになります。文化祭っぽくて楽しそうっしょ?
最後に現時点でのメンバーを紹介しときます。
ここのメンバーは全員仲間です。
11月4日には下記をみただけで誰が誰だかわかるようにしてゆこう。
では、アツくて楽しいイベントにしようぜ!
感想
まず一番失敗した、と今でも思っているのはイベントの名前です。
「僕たちの持っている引き出しの中身をさらけ出して、裸になって、自分たちもお客さんも楽しめるお祭りをしよう」
略して「ハダカ祭」。
本当に失敗しました。
色んなホームページに宣伝もしたのですが、結構な確率で「ふんどし一丁で神輿を担ぐお祭り」か「エッチで卑猥なイベント」だと思われました。
当日300人くらい入る会場に集まったお客さんは100名弱だったと思います。
様々な音楽のジャンルとコントが組み合わさる複雑な構成だったのですが、ノウハウがなかったので進行はグダグダになりました。
嬉しかったのは、このイベントに「楽器を吹くのが好きで、コンクールなどで競いたい人」側の人たちも参加してくれたことです。
お客さんとして来てくれた人もいました。
対立するのではなく、お互いを認め合い、協力できるイベントにできたことは誇りに思います。
もう一つ、このイベントの打ち上げがびっくりするくらい盛り上がったことを覚えています。
はじめて人前でコントをやった人。バンドのボーカルをやった人。
仮装をして楽器を吹いた人。アカペラをやった人。
普段は飲み会に来ないような人たちも、顔を真っ赤にして興奮しながらその日のことを喋っている様子をみて「僕のやりたかったことはこういうことだ」と思いました。
ippei
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