教える人のための「即興×リフレクション」ワークショップに普通のサラリーマンが参加した感想

こんにちは、Ippeiです。先日参加したワークショップの感想を書きます。

教える人のための「即興×リフレクション」ワークショップ

タイトルの通り、主に教員の方と、役者などの表現者の方向けのワークショップに参加してきました。

内容は大きく2つに分かれており、

1つ目は、

「インプロ」(即興演劇)で使われるゲームや、ストーリーを作る体験を通して「自由で安全な場」「挑戦を楽しむ」「コントロールを手放す」などの感覚を体験できるワークショップ。

ファシリテーターは、声優、ナレーター、インプロバイザーの大塚みずえさん

インプロもこなすお笑い芸人「オシエルズ」の野村真之介さんのお二人。

2つ目は、

インプロ体験後に心と身体での体験をていねいにふり返ること(リフレクション)で「気づきの意識化」を図れるワークショップ。

こちらは東北福祉大の上條晴夫先生が担当されました。

当日の様子は大塚みずえさんのブログをご覧ください。

大塚みずえさんのブログはコチラ

世の中がデタラメで溢れていたらいいのに

「デタラメって最高!世の中がデタラメで溢れていたら良いのに!」

リフレクションの時に出た参加者の方のこの感想が、この日もっとも印象的でした。

ワークショップで集まったのは、ほぼ初対面の人たちばかりだったので、最初は表情の硬い人もおり、緊張しながら自己紹介が始まりました。

その空気をファシリテーターのお二人が徐々に柔げていきます。

前半は皆で協力して、その場を「自分が挑戦できる安全な場所」にしていくワーク。

言葉をかえると、心の扉を開いていく作業をゲームを通じて行いました。

特に、わざとルールをややこしくして皆の前で間違うことで心をオープンにしていくゲーム「リア ハンド ホップラ」は目からウロコでした。

「自分が挑戦できる安全な場所」ができた後は、その場所でいかに挑戦するか(リスクをとるか)のワーク。

この頃にはゲームに熱中して叫ぶ人も出るくらいの盛り上がりっぷり。

普段、教師をしている人たちは「間違ったことを言ってはいけない」という気持ちが強いようで、

デタラメな言葉を作り(例:ゴンゴラ)、

その言葉にデタラメな解説(例:アマゾンの奥地に生息する部族が豊作を祝って叩く太鼓)

をつけて記者会見ごっこをするゲームのジブリッシュ(の応用で大塚みずえさん発案)では、

皆が嬉々としてデタラメ記者会見を楽しみ、冒頭の「デタラメって最高!」の感想につながりました。

これから

皆が心から表現、創作を楽しむためにはまず安全な場所で心をオープンにする過程が必要。

そのための具体的な方法を学びました。

普通のサラリーマンも当たり前のように表現、創作を楽しめるように。

多様な人たちが集まって表現、創作を楽しめるように、学んだことを自分のワークショップに活かしていきたいと思います。

教える人のための「即興×リフレクション」ワークショップの次回情報を確認できるサイト「SENSEI PORTAL」はコチラ

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ippei

趣味でコントを楽しむサラリーマンを挫折。難航する婚活とリストラの恐怖と、両親の介護への不安。そんな時に父親が癌に。 日本で楽しく生きるとは? 答えを探すためにコーチングを学んで40歳からキャリアチェンジ。その道程で出会いがあり入籍。夢は、日本や世界の状況がさらに深刻になった時に困っている人達に「楽しい生き方」を共有できる人間になること。