こんにちは。Ippeiです。先日はブログを通じて知り合った大野清美さんのトークライブに参加してきました。
テーマは「主婦をやめて一人暮らし始めました」です。
主婦をやめて一人暮らし始めました
夫と3人の娘さん(3人とも成人されており、うちお2人は同居)の家事をこなしながら、片道1時間半かけて通勤されていた清美さん。
皆、もう大人なのでそれぞれ生活のリズム、スタイルも違います。
立場上、一番皆に合わせる生活をしていた清美さん。
遠方で一人暮らしされているお母様の様子を定期的にみにいかれてもいます。
「自分の時間が欲しい」
日に日にその思いは強くなり、ついに一人暮らしをする計画を実行します。
期間は定年までの2年間。
この行動は驚くことにご家族全員から賛成され、娘さん達からはむしろ「別荘みたいでカッコいい」と高評価。
清美さんは思ったそうです。
むしろ家族に依存していたのは自分の方だったのかもしれない、と。
▼詳細は清美さんのブログをご覧ください。
大野清美さんとは
・37歳で3児を育てながらコロンビア大学大学院に入学・卒業。
・48歳の頃にバイクの免許を得てからは日本各地をツーリング。
・50歳を過ぎて「苦手なことに挑戦してみよう」とマラソンをはじめる。
・2015年、乳がんが発覚するも抗がん剤治療をしながら東京マラソンを完走
・現在も基礎科学の研究所に勤務、若手人材の育成に従事。
上のプロフィールを見て、鉄人のような女性を想像してしまうくらいとんでもない行動力をお持ちですが、実際にお会いするととても柔らかな雰囲気を持たれた方です。
一人暮らしが家族の賛成を得られた理由
清美さんと同じような不満を抱え、離婚や別居を考えている方、あるいはすでに実行された方もいらっしゃると思います。
僕がこのセミナーに参加して一番知りたかったことは、
「何故、清美さんは家族円満のまま一人暮らし計画を実行できたのだろう?」
というところです。
清美さんが優秀な人だからでしょうか?
旦那さんが優しい方だからでしょうか?
それもあると思います。
でも、離婚を決意された方が優秀ではなかったとは思いません。
離婚を決意された方の旦那さんが優しくなかった、とも思いません。
トークライブを聞いていて一つ思ったのは、
清美さんも、清美さんの旦那さんも今回のことがある前から「お互いがやりたいことをやっていた」そしてお互いがやりたいことを知っていた、ということです。
清美さんのやりたいことは先に挙げた通りですが、旦那さんは教員をされていて、お仕事が大好きな方なのだそうです。
自分のやりたいことを完全に我慢してしまっていると、相手が何をやりたいか?ということに考えを巡らす余裕もなくなります。
この「やりたいこと」は最初は短い時間でも良いのだと思います。
1日10分でも自分のやりたいこと(につながることも含む)を続けてみる。
すると、やがてゴムのようにやりたいことの可能性やお互いの理解が広がっていくのではないでしょうか?
その先に「主婦をやめて一人暮らし」があったから家族の理解を得られたのではないでしょうか?そんな風に思いました。
感想
清美さんのトークライブに参加して一番印象に残っているのは、トークライブを聞きにきたはずの参加者の方達が、清美さんを目の前にすると自分が困っていることや悩みを話しはじめたことです。
それに対し、清美さんは最後まで丁寧に聞いて感想をくれます。
「家族って大変よね。」
その瞬間、話をした人だけでなくその場にいる全員が何か、優しい、柔らかいものに包まれたような気分になりました。
大野清美さんのブログ「風になる」コチラです▼
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