映画レビュー「スパイダーマン:ホームカミング」の感想

みた映画を独断と偏見で採点してます。

☆(選んだ自分に怒りが湧き上がる。)
☆☆(みなきゃよかったと思う。)
☆☆☆(みてよかったとは思う。)
☆☆☆☆(オススメ!)
☆☆☆☆☆(歴史に残る名作!)

「スパイダーマン:ホームカミング」☆☆☆☆

予告編やタイトルから、

「今までのスパイダーマンよりもテンションが高くて若い」

イメージを持ちました。

私はこれまでのスパイダーマンシリーズや、最近のバットマンシリーズなどの、主人公がごちゃごちゃと葛藤するヒーローものが好きなので、ちょっとがっかりでした。

子供っぽくてテンションが高いだけの映画だったら疲れそうだとも思いました。

でも、おなじみの「自分視点でビルとビルの間を蜘蛛の糸を使って飛び回るシーン」を味わいたかったので観に行きました。

映画を観て、2つ裏切られました。

「自分視点でビルとビルの間を蜘蛛の糸を使って飛び回るシーン」今回はほとんどありませんでした。監督が変わってアクションの撮り方がこれまでのシリーズと変わっていました。

でも、新しい監督ジョン・ワッツのアクションシーンは今までとは違う良さがあって、新鮮で楽しめました。

そして、主人公は確かにこれまでより若くなり、青年から少年になっていましたが、決して「子供っぽくてテンションが高いだけの映画」ではありませんでした。

むしろ思い出しました。

「子供の頃も色々大変だったなぁ。」

とか

「子供の頃は大人ってこう見えてたなぁ。」

とか。

主人公の男の子はめちゃくちゃ葛藤してて共感できました。

サポーター役で出てくるアイアンマンや悪役を筆頭に、主人公の周りを取り囲む大人達にも共感できるポイントがたくさんありました。

自分の子供の頃を思い出しながら観ても、お子さんや親戚の子など、身近にいる子供のことを思いながら観ても楽しめる作品だと思います。

「スパイダーマン:ホームカミング」の詳細はコチラ

The following two tabs change content below.

ippei

趣味でコントを楽しむサラリーマンを挫折。難航する婚活とリストラの恐怖と、両親の介護への不安。そんな時に父親が癌に。 日本で楽しく生きるとは? 答えを探すためにコーチングを学んで40歳からキャリアチェンジ。その道程で出会いがあり入籍。夢は、日本や世界の状況がさらに深刻になった時に困っている人達に「楽しい生き方」を共有できる人間になること。