映画レビュー「ダンケルク」の感想は真っ二つに分かれる。

みた映画を独断と偏見で採点してます。

☆(選んだ自分に怒りが湧き上がる。)
☆☆(みなきゃよかったと思う。)
☆☆☆(みてよかったとは思う。)
☆☆☆☆(オススメ!)
☆☆☆☆☆(歴史に残る名作!)

「ダンケルク」☆☆☆

予告編やタイトルから、

「壮絶な戦場で生き抜こうとする人たちの物語」

というイメージを持ちました。

クリストファー・ノーラン監督作品は「インターステラー」とか「ダークナイト」などの大好きな作品がいくつもあり、とても期待していきました。

が、いまいちのることができませんでした。

感動するシーンや好きなシーンはあったのですが、大部分の時間がモヤモヤした時間というか・・それをうまく言葉にできないでいました。

そしてその後、似たようなシチュエーションに出くわしました。

主観と客観

先日、飼っているトイプードルを高速バスに乗せて移動する必要があったのですが、バスの規定でカバンの中に入れておかなくてはなりませんでした。

▼ブレててすみませんが、顔だけ出して辛そうに悲痛な鳴き声をあげてこちらをみているトイプードル・・・。この状態が2時間続きました。

▲ダンケルクで感じたモヤモヤはこれに近い!と思いました。

つまり、人が戦場で辛そうにしているところをずっと見ている感覚になってしまったです。

一方、ダンケルク高評価の人は「まるで自分が戦場に投げ出されたような気分になった」というところを評価しているようです。

フィクションとノンフィクション

何故自分がその感覚を味わえなかったのかははっきりとはわかりませんが、今思っているのは、

「歴史としてのダンケルクを知っているかどうか」が物語に入り込めるかどうかの要素なのかもしれない、とうことです。

本作は第2次世界大戦で実際に起こった出来事を描いているノンフィクション作品です。

例えば、日本の戦争もので、8月6日という文字がでてきただけで僕たちは広島の原爆のことを想像します。

これに近いことがダンケルクには散りばめられていたのかなぁ、と思います。

まとめ

「戦場に投げ出された感」は味わってみたかったので残念です。

ダンケルクをより楽しみたい方にオススメ情報ですが、IMAXなどの大スクリーンや、4Dなどの体感型のスクリーンで観ている人に「戦場に投げ出された感」を味わえている人が多いようです。

「ダンケルク」の詳細はコチラ

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ippei

趣味でコントを楽しむサラリーマンを挫折。難航する婚活とリストラの恐怖と、両親の介護への不安。そんな時に父親が癌に。 日本で楽しく生きるとは? 答えを探すためにコーチングを学んで40歳からキャリアチェンジ。その道程で出会いがあり入籍。夢は、日本や世界の状況がさらに深刻になった時に困っている人達に「楽しい生き方」を共有できる人間になること。