みた映画を独断と偏見で採点してます。
☆(選んだ自分に怒りが湧き上がる。)
☆☆(みなきゃよかったと思う。)
☆☆☆(みてよかったとは思う。)
☆☆☆☆(オススメ!)
☆☆☆☆☆(歴史に残る名作!)
「ドリーム」☆☆☆☆
予告編は観ておらず、映画館のポスターで面白そう、と思って選びました。
タイトルから、
「黒人女性のアメリカン・ドリーム物語」
というイメージを持ちました。
そんな予想とは異なる内容でした。
NASAで働く天才の黒人の女性達が差別に打ち勝つ話
舞台は1960年初頭のアメリカ。NASAで働く3人の天才黒人女性の実話を元にしたお話です。
冒頭こそ陽気な音楽、雰囲気で始まりますが本編が進むにつれ、この3人を含めた黒人女性が受ける差別に驚きます。
1960年代といえば、奴隷解放戦争どころか、第2時世界大戦が終わってから15年も立っており、そんなに昔の話ではありません。
そして、NASAはアメリカの最先端の技術が集結する場所です。
そんな場所でも
・トイレは白人用と非白人用に分けられている。
・基本的には部屋も仕事も別。例え同じ部屋になったとしてもコーヒーポットですら白人用と黒人用で分けられる。
差別が歴然とありました。
しかし、3人の女性達はそんな状況でもそれぞれの職場でユーモラスに、明るく夢に向かって進んでいきます。
途中までは。
後半、3人の女性はそれぞれ差別を原因として大きな壁にぶつかります。
そして三者三様の見事な方法で打ち勝っていきます。
特に3人のうちのヒロイン的な存在のシーンが頭から離れません。
耐えに耐えた賢い女性が、知性と勇敢さを失わないまま理不尽な権力に対して咆哮します。
このシーンだけでも本作を観る価値がある、というくらい感動したシーンでした。
まとめ
「理不尽な当たり前」に苦しんでいる人たちにこの映画をオススメします。
きっと勇気をもらえると思います。
「ドリーム」の詳細はコチラ
ippei
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