「笑いのワークショップ」でやりたいこと

こんにちは、Ippeiです。今日はまだ頭の中でまとまっていないことを文章に残してみたいと思います。

サラリーマンがコントを趣味にするようになった経緯

僕は普通のサラリーマンですが、「趣味でコントをやっている」という人には数えるほどしか会ったことがありません。(最近少しずつ増えてきているようで嬉しい限りです。)

大学の頃に吹奏楽サークルに入っていました。吹奏楽の演奏会では、演出としてメンバーが歌や踊りを披露していました。

合宿の飲み会などではさらにコミックバンドやアカペラやコントやバンドなども披露していました。

吹奏楽サークルには「楽器を吹くのが好きな人」もいましたが、「人前で色々なことを表現するのが好きな人」もいて、僕たちは後者でした。

やがて社会人になり、仕事に追われる日々が続きました。

その中でも吹奏楽を趣味で続ける人たちもいましたが、僕たちは飲み会などで披露していたコントを、趣味にすることにしました。

理由は、練習の時間も場所も人数も、比較的自由に決められると思ったからです。

メンバーは初めの頃は吹奏楽サークルの同期、先輩、後輩の5人。

やがてmixiやワークショップなどを通じて増えていきました。

それから10回、自分たちで劇場を借りてコントライブをやりました。

コントをお客さんに披露することに疑問を感じた理由

僕たちのチーム名はTeam0214 といって、ホームページやSNSを通じて宣伝などしましたが、毎回来てくれるほとんどのお客さんは友達や知り合い、親戚でした。

それでも1公演で160名以上の人が来てくれたこともありました。

その度に感謝と同じくらい心苦しい思いをしました。

お客さんは「趣味でコントをしている人たちのコント」をみた経験はありません。

だから、テレビのお笑いをイメージしてみに来てくれます。

劇場も、プロの芸人さんがやるような場所を借りているのでなおさらハードルが上がります。

そのハードルを越えるようなものを見せることはできません。

もう一つ、僕たちのうちのほとんどの人達は、もともとは「人前で色々なことを表現するのが好きな人」でした。

コント以外にも楽器もやりたければ歌も歌いたい。

これを趣味でやりたかったはずなのに、いつの間にか「やりたいこと」のほとんどが「やらなくてはいけないこと」に変わっていたのです。

趣味をコントだけに集中しないとお客さんの満足いくものがいつまでたっても作れない。

コントライブのクオリティを上げるには、

演技の練習も増やさなくてはいけない。

台本のクオリティも上げなくてはいけない。

集客や制作もしなくてはいけない・・・・。

「やりたいこと」のほとんどが「やらなくてはいけないこと」に変わっていた

趣味が続かなくなる理由の結構上位なのではないかと思います。

「笑いのワークショップ」でやりたいこと

「人前で色々なことを表現するのが好きな人」は僕たちの他にも潜在的にはたくさんいると思います。

そして、今の世の中の流れが続くと「新しく何かを始めたい人」はどんどん増えていくように思います。

で、あれば、そういう人達だけが集まってお互いのものを見せ合う、という機会があったら楽しいのではないでしょうか?

やりたいことが複数ある場合、何か一つに絞らないで、今月はコント、来月は歌、再来月は歴史上の好きな人物を紹介するプレゼンをしてみようか。

そんなハードルの低い場所で発表を続けていくことによって、その中でも自分が特に好きなものもわかっていくように思います。

また、

「コントをやってみたいサラリーマン」だけでなく、

「コントをやってみたい音楽家」

「英語のスピーチをしてみたい芸人」

つまり、別の表現をすでにプロとしてやってる人でも、他の表現をちょっと遊びや趣味でやってみたい、ということはあるのではないでしょうか?

そういう多種多様な人達が、普段とは違うコミュニティで、まだ不完全なものをお互いに見せ合ってみたら、素敵な交流が生まれるのではないでしょうか?

僕はその光景を見てみたいのです。

まとまりのない文章を書きました。

まずは「笑い」という「くくり」ではじめて、その次からはその「くくり」も取っ払ってなんでも発表できる場所をつくることを目指します。

笑いのワークショップの詳細についてはコチラです▼

笑いのワークショップ

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ippei

趣味でコントを楽しむサラリーマンを挫折。難航する婚活とリストラの恐怖と、両親の介護への不安。そんな時に父親が癌に。 日本で楽しく生きるとは? 答えを探すためにコーチングを学んで40歳からキャリアチェンジ。その道程で出会いがあり入籍。夢は、日本や世界の状況がさらに深刻になった時に困っている人達に「楽しい生き方」を共有できる人間になること。