こんにちはIppeiです。
この1年で挑戦して良かったと思うことの一つにインプロがあります。
インプロって何?
インプロビゼーションの略で即興演劇の意味です。
台本がなく、出演している役者さんがその場でお話を作って演じるスタイルの演劇です。
僕は学生時代に演技の指導を受けた経験がなく「初心者でも参加できるワークショップがあったらいつか受けてみたいな」と思ってた時にインプロのワークショップのことを知って何回か通っています。
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インプロのワークショップってどんな感じ?
僕がワークショップに参加している団体「インプロsalon」には7人のメンバーが在籍しています。
このワークショップの面白いところは、インプロsalonのメンバーと参加者が一緒になって練習を進めていくところです。
「一緒になって練習を進めていく」と言っても内容は決して難しいものではなく、練習はゲーム形式で初心者でも楽しみながら体験することができます。
他の参加者も「演技経験者」は少なく、会社やフリーランスとして人前で話す機会のある人たちが演技も学んでみたいというケースが多いようです。
このワークショップでの内容は野球でいうと素振りのような練習で、インプロsalonのメンバーは別の日に応用的な内容を中心とした練習をしているそうです。
以下、インプロ初心者の僕が上級者と練習して学んだことを書きます。
be average(自然体で)
台本のないインプロは、演技をする人自体がアイディアを出し合いながらお話を進めていきます。
ワークショップではアイディアを出すための練習もしますが、その時に「ウケを取らなきゃ!」とか「完成度の高いアイディアを出さなきゃ!」のような思いがめぐって自分に意識が集中しすぎると、発言するのがこわくなります。
ところがインプロsalonのメンバーは、まず自分が楽しみながら、そして周りの人たちと一緒に楽しみながら自然体でアイディアを出しています。
その様子をそばで見て、僕たち参加者も「あ、この場では思い切ったアイディアを出しても良いんだ」と安心し、積極的にアイディアを出せるようになっていきました。
Give your partner a good time(思いやる)
二人一組で、交互にセリフを言ってシーンを作る、という練習がありました。
僕はインプロsalonのメンバー(女性)と一緒になりました。
まずはメンバーの方から
「わー、シャンシャンかわいいね!」
と。次は僕の番でしたが、セリフが思いつかず、詰まってしまいました。
「あー・・・・・・・・・・シャンシャン・・・・かわいいね。」
詰まった上におうむ返しです。するとメンバーの方が。
「たかし君・・・・動物園、嫌いでしょ?」
この一言で、カップルが動物園デートをしていて彼氏は乗り気ではない、というシーンが出来上がりました。
共に演じる相手を思いやることによって良いシーンをつくっていく。
失敗までもが良いシーンを作るためのキッカケとなるのだと教えてもらいました。
まとめ
一般的な演劇は「台本を覚える」「役が決まっている」あとは「長時間の作品が多い」などの理由で初心者がちょっと体験してみる、ということは難しいと思います。
だけど演技ってちょっとやってみたい。
インプロのワークショップはそんな人に打ってつけなのです。
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