「大下千恵さんのコーチング 」これからの介護・福祉の仕事を考えるデザインスクール

大下千恵さんのコーチングを受けています。

コーチングについての記事はコチラ

コーチングでは、毎回その日のはじめに、自分が話したいテーマをコーチに伝えます。

今回の僕のテーマは「高齢者になった自分の理想的な状態を考えたい」

でした。

なぜ、それをテーマにしたかというと、

▼のプロジェクトに参加することになったからです。

これからの介護・福祉の仕事を考えるデザインスクール

多様な人たちが、これからの介護・福祉の仕事を考えるというプロジェクトに参加することになりました。

これからの介護・福祉の仕事を考えるデザインスクール #1_参加する動機

自分が歳をとった時の理想の生活ってどんなだろう?

大下さんにテーマを伝えると、

まずこんなことを想像してみるのはどう?

と提案してもらいました。

自分が歳をとった時にされたくないのはどんなこと?

以下、この質問を想像して、でてきた言葉です。

お世話して頂く。

馬鹿にされる。

軽くみられる。

尊厳を壊される。

改めて読み返してみると、対等ではない関係、扱いを受けることを嫌っているようです。

大下さんから次の質問が投げかけられます。

されたくない扱いを受けてる時の自分の気持ちは?

憎しみ。

そんな扱いをしてくる人達への憎しみの感情が湧いてきました。

その憎しみの感情で壁をつくり、憎しみを持っている人達との接触を遮断したくなります。

大下さんの質問は続きます。

されたくない扱いを受けている自分を客観視するとどう見える?

電車の中や街なか、病院でよく見る風景だ、と感じました。

客観的には、怒鳴ったり、怒ったりする人をみると、迷惑だったり、嫌悪感が走ったりしますが、

視点を変えてみると、

なるほど、そういう人達の中には、自分の積み重ねてきた尊厳を壊されたという想いがあるのかもな、と立場を変えて思いを馳せることができます。

では、どうすれば自分がされたくない扱いを受けなくなりそう?

自分の思っていることを発信すれば良いのでは、と思いました。

されたくない扱いを受けた直後は、感情的になってしまい、逆に本当の想いを伝えることはできなそうです。

時間が経った後でも、

されたくない扱いを受けた相手に向かって直接、でなくても良く

文章でも良いと思います。

何故、自分がその扱いをされるのが嫌なのか、ということをアウトプットできれば、そしてそれを受け取ってくれる人がいれば環境が変わっていく希望がもてそうです。

この日の大下さんの最後の質問をもらいます。

さらにどうなると、その場所の自分の理想の状態になりそう?

本当の想いをアウトプットできる場をつくる。

高齢者の方達、

高齢者のご家族や友人達、

介護の現場に関わる人たち、

介護の現場に関わる人たちをサポートする人たち、

お互いが想いを定期的にアウトプットすれば、想いを受け取る力も鍛えられるのでは、と想像しました。

結果、日常の人間関係にも変化がおこっていくのでは?

そんな場所なら居てみたい、そう思いました。

これから

今回考えたことは、自分がまだ、何かを体験する前のイメージです。

今後、実際に現場を見せて頂いたり、話を聞いたり、本を読むことで、

具体的な理想像は変わっていくだろうと思います。

ただ、その原点にある抽象的な想い、志をコーチングのおかげで強めることができました。

そして、高齢者になった自分の理想的な状態って、今の生活から切り離された別世界ではなくて、

今の生活の延長にあるもの、地続きなんだな、という感覚をもらいました。

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ippei

趣味でコントを楽しむサラリーマンを挫折。難航する婚活とリストラの恐怖と、両親の介護への不安。そんな時に父親が癌に。 日本で楽しく生きるとは? 答えを探すためにコーチングを学んで40歳からキャリアチェンジ。その道程で出会いがあり入籍。夢は、日本や世界の状況がさらに深刻になった時に困っている人達に「楽しい生き方」を共有できる人間になること。