立花Be・ブログ・ブランディング塾 初級休日コース 〜第2講〜

3月4日にプロブロガーの立花岳志さんの「立花Be・ブログ・ブランディング塾 初級」の第2講がありました。

ちなみに2月4日にあった第1講の講習後には、1日3行でもよいので「質より量より更新頻度」を合言葉に毎日ブログを書き、Facebookの塾生グループに共有しましょう、という宿題がでていました。

僕も1ヶ月間1日1記事をなんとか達成し、この日の講習に臨みました。

特にためになった内容は以下の3つです。

⑴ブログは過程を伝えることのできるツール
本やテレビなど、既存のメディアは既に何かを極めた人が情報発信するツールです。それに対してブログは普通の人が何かを極めるまでの過程を伝えることができるそうです。逆に言うと、読み手からしてみると自分がこれから始めたいことの少し先を行っている人の情報を得ることができるツールといえます。

例えば、iPhoneを使い始めたばかりの人にとってiPhoneのことを何年も書いているブロガーの人の記事は難しすぎるかもしれません。むしろ、iPhoneをネタにブログを書き始めたばかりの人の記事の方がその時に役立つことが書いてあることでしょう。

⑵ブログは待ちのメディア
ブログは情報を貯めていくことができ、過去の情報を検索することに長けたストックのメディアです。事実、私達が有名人ではない人のブログを見に行く時は何か調べたいことがあってGoogleなどの検索エンジンで探しに行くことが大半です。その記事がいつ書かれたか、は情報が正しく有用なものであれば問題ではありません。

それに対してFacebookやTwitterなどのSNSはタイムラインがメインのフローのメディアです。これらのメディアのタイムラインに記事を投稿することで、自分の記事に興味を持ってくれる可能性のある人を自ら探しに行くことができます。

その際に、より人々に共感を持ってもらうためにはアイコンとプロフィールの統一と、SNSも含めた全体への公開が必須です。

ただしこれは「実名で活動しなくてはいけない」ということではありません。

ブログを書いている普通の人たちは、自分(の仕事や生活や環境)を変えたいという動機の人がほとんどです。僕もまさにそのうちの一人ですが、そういう人達が実名で活動してしまうと、特に現在の職場の人に対しての意識が働きブログの内容自体に制限がかかってしまいます。それを避けるために、例えばアイコンは顔写真のイラストを使う、実名ではなくペンネームを使うなど、読者に共感を持ってもらえる範囲で個人情報を隠すことはむしろ推奨されます。

⑶ブログは自己ブランディングのきっかけ
自分の好きなことで、これから得意になりたいことをブログに書き続けることで習慣化しやすくなる、という話が第1講でありました。
これはその続きで、好きなことをブログに書き続けていくことでやがて行動が変わっていくそうです。これは僕も既に実感しており、

一例をあげると、先日、趣味でやっているコントのメンバーから学生落語のお誘いがありました。忙しい時期だったのでコントではなく落語、しかも学生の、というところで今までの自分だったら遠慮していたことと思います。ただ、このお誘いがあった時に自分は既にブログを書き始めていたので、「お笑い」という大きな括りではコントも落語も同じカテゴリーだし記事にになるかも、と思って行ってみることにしました。そして、予想をはるかに超えて面白かったのでこれを記事にして、Twitterにアップしました。Twitterでの普段の自分の投稿は100人の目に触れれば良い方ですが、このツイートは2000人以上の目に触れ(そこからブログの記事をみてくださった方は200人くらい)、実際に学生落語をされている方からリツイートやフォローも頂くことができました。そのことがきっかけで、これまであまり知らなかった落語のことを好きになることもできました。好きなことに対する前向きな行動は、好きなことがさらに広がり、深まり、やがて得意なものに変わっていくのだと思いましたし「ブログを書いていること」はその行動の後押しをしてくれます。

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ippei

趣味でコントを楽しむサラリーマンを挫折。難航する婚活とリストラの恐怖と、両親の介護への不安。そんな時に父親が癌に。 日本で楽しく生きるとは? 答えを探すためにコーチングを学んで40歳からキャリアチェンジ。その道程で出会いがあり入籍。夢は、日本や世界の状況がさらに深刻になった時に困っている人達に「楽しい生き方」を共有できる人間になること。